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執筆者の写真Mariko Itagaki

キューバの新刊 紹介第二弾!

12月10日頃発売予定の新刊。「キューバ、ハバナ下町歩きと、コロナ禍の日々」(彩流社刊・定価2500+税272㌻)下町の上にヨルバ通りの、ルビあり、笑

紹介・第二弾

昨日、書いたこととは実際の本の内容では前後してしまう。まずは、24年前から通い始めたキューバの思い出から。実は、最初にキューバに到着した日の記憶が私には二つある。おかしなことだ。しかし、どちらも最初、な感じがするのだからそのままに書いてしまった。一つは、とっても可愛い政府のお役人、と言っても小柄で若い女性だ。その人が、私がキューバのサンテリーアを見に来た、というと、ケラケラ笑いながら「どうして外国人のジャーナリストはそんなにサンテリーアが好きなの?」と言われてびっくり。だって、その頃はまだ日本ではそんなにそんなにポピュラーなものではなかったから。今でも、一般的にはそうかもしれないけど。でもいろいろなグループの人たちがカラフルな衣装で踊ったり。そういうのはまだ多くはなかったね? 私は、まずは、ルーツであるアフリカのナイジェリアと縁があり、ヨルバの聖都イフェで、不思議な神々の存在を知り・・・と、そういう経緯。

本ではやはり、「ヨルバとは・・・」ということも書かなければならなかった。私の場合は、ブラジルの、特に北東部の文化に入り浸ることを経由して(ああ、懐かしいカリベ=故人、画家さん、カンドンブレの信者)、キューバに到着。初ブラジルからはちょうど10年、初ヨルバ体験からは、実に14年が経過、という時間的にはかなり壮大な計画だった。ヨルバの神々を知ってから、この3点を踏破することは最初から決めていた。

もう一つの初キューバの記憶。かなり郊外にある新しいホテルを、何故だか日本の代理店さんは取っていてくれた。夜に到着してカフェに入ると、オカシナ米国人二人が「僕たちは船で来たんだ。それに乗りに行こうよ」と、びっくりなお誘い・・・さらには・・・(続きは著書でねぇ・・・笑)

そんなわけで、「下町歩き」の所は、なにやら変わった町案内になってしまったのよ。なにしろ、ルビが「ヨルバ通り」なんだから。ほとんど、セントロやベダードの路地など、そんな話し、笑 なので、地図もそういうの。作るのわりと苦労した。そういうの、ないもの。細かい地図から、内容と一致するところを見つけて・・・これもね、著書で見て、笑って♪

写真は、ヨルバ系の宗教を信じている人たちの家(現存していません)と、すぐ近く(双方ともセントロ)のアフリカ長屋跡(長屋は無くなった、しかしこの路地ともいえないほどの細い通路に住む人たちの場所は、その跡としか思えない)。祭壇の前にいる女性。双方とも20年以上前だと思う。

で、カラーのはごく最近、とは言え・・・2016年ころ。インファンタ通りに面して、カルメン教会の向かい側にあるサンテリーアの館の壁の絵。天井までいっぱいの大きさ。海の女神イエマヤ(キューバ発音)。それと、黄色い向日葵の写真は、サンティアゴ・デ・クーバ。国教会コブレへの道中。女神に捧げる花を売る。←国教会に、オチュン(愛の女神)が祀られる国です、♪





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